おっさんの離婚調停

―― 不倫、別居、そして離婚調停申立へ・・・ / since 2005,8,28
おっさんの離婚調停
社内不倫が発覚したため、妻からひどい嫌がらせを受けて別居をした「おっさん」が、妻と離婚するために離婚調停を申立てた全過程を体験談として公開。 離婚調停前に調べた離婚に関する豆知識も伝授。

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おっさんの離婚調停 復活?!

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おっさんのつぶやき


不倫して、妻に離婚調停申し立て中のおっさんです。

みなさん大変ご無沙汰をしておりまして、申し訳ありませんでした。
昨年は記事の投稿を復活させようと思っていたのですが、モチベーションが続きませんでした。。(悔しい)
ログインもしばらくの間していない状態で、気が付いたら多くのコメントをいただいておりまして、本当にありがとうございました。また、お返事ができていない多くのコメントがありまして、申し訳ありませんでした。今後もログインはそれほどマメには出来ないかもしれませんが、引き続きコメントの方はよろしくお願いいたします。

今年もどれだけ書くモチベーションを維持できるか分かりませんが、とりあえず2009年1本目を入れさせていただきます。
調停の続きが気になっている方々が多くいらっしゃるのは分かっているのですが、本日はちょっと今の心境というか、感じていることを勝手に述べさせていただきますね。(調停の続きを楽しみにしていらっしゃる方、すみませんー)

私は最近飛行機に乗ることが多いんですが、暇つぶしが大変で、映画を見たり音楽を聴いたりとしているのですが、本を読むこともあります。まぁ、それほどたいしたことではなく、誰でも行うことを何をあらためてこの人は言っているんだろうとお思いでしょうが、最近読んだ小説で、自分自身についてちょっと考えさせられる内容のものがあったので、それをご紹介します。

私は村上春樹が割と気に入っており、皆さんもご存知であろう「ノルウェイの森」や「羊をめぐる冒険」は何度も読み返しました。それ以外にも「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「ダンス・ダンス・ダンス」や「ねじまき鳥クロニクル」や「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」なども、20代のころによく読みました。でも、不思議と読んでいなかった作品があり、それが今回たまたま空港の本屋で手にとってみた「国境の南、太陽の西」でした。

読まれている方も多いかと思いますが、ざっとあらすじを説明しますと、主人公は幼少のころ足の悪い近所の女の子と精神的なつながりを経るのですが、引越しをして音信不通となり、それ以来様々な女性と付き合うのですがいつも彼女のことが頭から離れず、不器用な人間関係しかできないながらも、ようやく自分に合う女性とめぐり合い結婚をします。しかし、結婚後にはじめたバー経営がうまくいき、雑誌に取り上げられたことで、幼少のころ付き合っていた足の悪い女の子が尋ねてくることから、いろいろなことが起きるという内容です。(だいぶ端折ってますが。。。)

この小説の内容は読むまでまったく知らなかったのですが、読み進めていくうちに上述したように、主人公がバー経営をしたり(しかも設定の場所が自分がやっていたところと近い地域だったりして)、強烈な個性の義父がおり、仕事こそ堅気ではあるものの商売上裏金を作ったり、裏情報を得たりしている、そして二人の娘がいる、という主人公の設定が驚くほど私自身の境遇と似ていることに、本当に驚きました。

ただ、主人公の設定が似ているということが言いたくて今回村上春樹の小説の話をしているわけではありません。

この小説の前半で、とても印象的で、私自身これからどのような生き方をすればよいのか考えさせられるくだりがあったからです。私はそのくだりを何度も何度も読み返し、自分自身はどうなのか、ということを考えました。

「国境の南、太陽の西」という小説の前半は、主人公の生い立ちのようなところから始まります。

その中で、彼が高校3年生の時に付き合っていた女性との関係がつづられているのですが、思春期の真っ只中で、とにかくセックスに興味がある年頃の男の子が行いがちな過ちについて書かれています。「行いがち」とは書いたのですが、ちょっと普通ではない感じで、その付き合っていた彼女の従妹と関係を持ってしまう、という過ちでした。当然その彼女にバレて別れることになるのですが、彼女の年齢や相手が親戚だったということが、尋常でないショックを与えたことは言うまでもありません。

もちろん主人公も傷つき、反省をしたのですが、彼女と別れた後に合格した東京の大学へ上京するときに、一連の出来事を振り返るシーンで次のように言っているのが印象的でした;

「僕は生まれて初めて自分に対して激しい嫌悪感を感じた。どうしてこんなことができるのだろう、と僕は思った。でも僕にはわかっていた。もしもう一度同じ状況に置かれたとしたら、また同じことを繰り返すだろうということが。僕はやはりイズミに嘘をついてもその従妹と寝ただろう。たとえそれがどれほどイズミを傷つけることになったとしてもだ。それを認めるのは辛かった。(中略)その体験から僕が体得したのは、たったひとつの基本的な事実でしかなかった。それは、僕という人間が究極的には悪をなし得る人間であるという事実だった。僕は誰かに対して悪をなそうと考えたことは一度もなかった。でも動機や思いがどうであれ、僕は必要に応じて身勝手になり、残酷になることができた。僕は本当に大事にしなくてはいけないはずの相手さえも、もっともらしい理由をつけて、とりかえしがつかないくらい決定的に傷つけてしまうことのできる人間だった。(中略)僕はいくつかの過ちを犯した。でもそれは本当は過ちでさえなかったのかもしれない。それは過ちというよりは、むしろ僕自身の持つ本来的な傾向のようなものであったのかもしれない。」

このくだりは効きました。。。私自身のことを言われているみたいで、とてもヘコみましたし、何よりも今後の自分もこの主人公のように、再び同じ過ちを犯してしまうのだろうか、と考えさせられました。

私は再び自分の身勝手な理由から、大事な人を傷つけてしまうのだろうかと。

私にできることは何だろう?

それは、上記のことを常に頭に入れておき、絶対に同じ過ちを犯さないように、自分自身の普段の環境や身の回りにそのようなことが起きる可能性を排除するように心がけることしかないと、いまは思っております。

おそらく普通の人にはそんな心配はないのでしょうね。大事な人を傷つけない、というのは当たり前のことですから。

そう考えると、本当に自分はダメな人間なんだな、とつくづく思います。

新年から、そんなことを考えた2009年のはじまりでした。。。

こんなおっさんにエールを★
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コメント
この記事へのコメント
名無しの権兵衛さんへ
コメントありがとうございます。

おっしゃる通りだと思います。私も、人間は日々成長する生き物だと思っております。理由がどうであれ、妻以外の人を好きになってしまったのですから、それは完全な「失敗」と言わざるを得ないし、その中から私が学んだことは多かったと思いますよ。

名無しの権兵衛さんが好きだろうが大嫌いだろうが、人が人を好きになってしまうことは止められないですし、ましてやその順序を変えられることはもっと難しいのではないでしょうか?

もちろん理性や道徳は大事ですし、皆それなりに自分の中でその葛藤と闘っているのだと思います。そして別の愛する人間を苦しめなければならないことを悔やんでいたり、そのことで苦しんでいたりする人もいると思います。

名無しの権兵衛さんが大嫌いなのは分かりますが、世の中にはそのような人がいて、すべての人が「平気」なわけではないことも理解しておくと、この先の人生が楽になるのではないでしょうか?

世の中「否定」から入るときついですからね。

またのコメントをお待ちしております。
2009/04/19 (日) 10:59:47 | URL | おっさん #LqzTfC8E[ 編集]
>自分自身の普段の環境や身の回りにそのようなことが起きる可能性を排除するように心がけることしかない

こう気付くことができただけこの数年無駄ではなかったんじゃないでしょうか?

正直この夫婦に関わった会社やお子さんが不憫でならないです。
それに純愛だの本気だのと銘打って平気で不倫出来る方も大嫌いです…(順序が違います)

それでも、悔い改め改善していこうと思えることはすごく良い事だと思います。
多かれ少なかれ人間は過ちを犯し学び成長していく生き物だと思っていますから、この一件で成長することができたんではないでしょうか?
(もちろん本来もっと早くに気付くべきことだったと思いますが)

もしこれで同じ過ちを犯してしまったら、理性のない動物と同じになってしまう訳ですから、折角人間に生まれた以上、理性をもって生きていってほしいと思います。

そして何より「子は親を見て育つ」のです、親になった以上は例え離婚しても子供のお手本であってほしいと思います。




2009/04/19 (日) 07:39:38 | URL | #-[ 編集]
ひかりさんへ
コメントありがとうございます!

ひかりさんの旦那さんはエライですね。文面だけだと正確なことは分かりませんが、少なくとも自分の犯してしまった罪と、そして何よりもひかりさんときちんと向き合っているのだと思うので、そういう意味では私などには到底できなかったことをされていらっしゃいます。エライな、と思います。

今後自分がどのように責任をとっていくのかは分かりませんが、向こうが納得する形はとりたいとは考えています。

そして何よりも、同じ失敗を繰り返さないように、十分に気をつけたいと思います。

今後も応援よろしくお願いいたします!
2009/01/25 (日) 18:38:46 | URL | おっさん #LqzTfC8E[ 編集]
おっさんへ
はじめまして。
最近、私も旦那に浮気された妻です。
うちにも、今は、おっさんの様に、自分の過ちを認め、必死に努力してくれる旦那がいます。
正直、私は未だ、裏切られた気持ちからくる、怒りや悲しみは消すことはできませんが、私も、子供、仕事で、旦那の事は一番後回しになってしまっていた自分にも反省しています。
奥様が、子供の前でも言ってしまう事、私にもわかります。女の人は、多分言わないと気が済まないんですよね。
私も、うまくやってく為には、私も余計な事は口にしない方がいいことは、わかっていても、つい出てしまう事もあります。
不倫は、やはり、二人の問題ではなく、夫婦はもちろん、家族もすべてを壊してしまう、罪だと改めて思います。
大切な人に裏切られるほど、深い傷はないと思えます。変な話、いきなり死んでしまわれた方がマシですね!
奥様は、許したい自分、怒りがこみあげてどう接したらよいかわからない自分とかなりの葛藤があったと思いますよ。

どんな形でも、おっさんができる限りの責任をとってあげてくださいね!

応援しています!
2009/01/24 (土) 10:56:49 | URL | ひかり #mQop/nM.[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/01/21 (水) 19:43:36 | | #[ 編集]
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